ここから始まる

ふーんと言いながらまだ私の髪の毛を

触る。

「やめてよ一条君。」

恥ずかしくて可愛くないセリフを吐く。

好きな人に触られているというだけで

身体中が熱を持つ。

とりあえずこのままでは一条君に殺され

かねません。

「なんで?俺に触られるの嫌?」

急に不機嫌になり髪を触るのをやめる。

それが少し寂しいなんて思ったり。

「別にそういうことじゃないけど...」

ああ、この口下手どうにかなんないかな



「じゃあもうさわんないよ。」

そういって他のクラスメイトのところへ

行ってしまう。

最近では一条君は少し丸くなり男女とも

に人気者になってしまった。

元君とは相変わらず一番仲良いみたい

だけど。

急に不安になる。

嫌われた?

「なんか、栞が嫉妬しない理由わかった

かも。」

そう呟く春香。

「え?どうゆうこと?」