ここから始まる

「好きだよぉ.....」

何度も流した涙。

でも今回はいつもとは違う。

腰に回る暖かい感触。

図書室に響いた切ない響きが静かに耳を

震わせる。

ずっとずっと待ち望んでいた言葉。