「今度栞になんかしてみろ。

外歩けなくしてやるからな?」

「は、ははははいっ!!!」

怖すぎる。一瞬のうちにクラスを変えて

しまった。

どんな権力の持ち主なんだ。

「薫も。」

最後にそう付け足して一条君は私の腕を

引っ張り外に出た。