ここから始まる

「あ、あと。」

まだ言い残すことがあるのか楽しそうに

私を押し倒した男子たちのもとへいく。

さすがに迫力がすごすぎたのか威勢が

よかった男子たちも顔をひきつらせて

後ずさっている。

「栞が可愛くて押し倒したくなるのも

よくわかるよ。でも俺の大切な子に手

だしたのはまずかったね。」

さっきまで一緒にふざけていたクラスメ

イトまでも顔が青ざめてしまった。