ここから始まる

「なにしてんだ。」

薫を一瞥して言い放つ。

「栞ちゃんのこと考えてるの?栞ちゃん

なら今日は市川君とデートだよ?」

勝ち誇ったように俺の上で笑う。

やっぱ、そうか。あの2人うまくいった

んだな。

「それとね?私たちの結婚のこと言った

ら祝福してくれたよ?」

突然の言葉に悪寒が走る。

結婚ってまさか!!!