ここから始まる

私の横に立つ影がのびる。

暗くなった帰り道。横にいるのは

一条君。結局あの後遅いからと

私を家まで送ってくれることになった。

「ごめん。一条君まで遅くなっちゃう」

そういうと全然問題ないと私の頭を撫で

る。

こういうこと素でできちゃうのか。