ここから始まる

市川がいようと関係ねー。

俺は俺のやりたいようにする。

そう決めた俺の目に飛び込んできたのは

愛しいあの子の後ろ姿。

その前に立つ市川の姿。





次の瞬間その二つの影が重なりあった。