ここから始まる

「そーいえば栞ちゃん、今図書室で

市川と二人きりだぞ。」

元から発せられる衝撃の言葉。

「はっ!?」

柄にもなく焦りあわてる。

「奏がこんな風になるなんてな。栞ちゃ

んまじすげーわ。奏、何があっても栞ち

ゃんのこと守れよ。」

急に真剣な顔になって俺の目を見つめる



「当たり前。」

俺はそれだけいって教室をでた。