ここから始まる

「下手すぎぷっ」

二人でひとしきり大笑いして落書きを

消して行く。

「栞ちゃんも俺に色んな表情見せてくれ

るようになったんやな。」

そういって私に静かに微笑む。

夕日が目の前の彼を照らしてとても

きれい。色素の薄い髪の毛が反射して

キラキラ輝いている。