それでも薫ちゃんを見る一条君の表情を

見るたびに胸が締め付けられる。

私には分からない一条君の過去。

はるかに長い月日を共にしてきた2人に

かなうわけないよ。

ふと目に入る卵焼き。

それだけで泣きそうになる。