「でね!その時さー」

約束通りお昼を一緒にとる私たち。

春香は委員会でいないので、私と

薫ちゃん、新台君、市川君、一条君とい

つメンバーだ。

さっきら話しているのは薫ちゃん。

どうやら海外の話のようだ。

それを優しい顔をして聞く一条君と

新台君。2人にとってやっぱり薫ちゃん

は特別なんだな。

私ここにいていいの?

二人の大切な人にこんな汚い感情を抱き

たくない。