ここから始まる

「うえっ...ふっ....」

次から次へと流れる涙。やだとまって。

一条君を困らせたくない。

私は壁を背にずり落ちるように床にすわ

った。

私の前に影が落ちる。きっと一条君が

しゃがんだんだろう。