「あんた自分で走れないわけ?」



走れなくはないけど…



「晴ちゃん一人に任せるのよくないからぁ〜」



当たり前でしょ



「ウチらいちおー参加してるし?」



見えない見えない



「走れないなら手伝ってあっげる!」



いらんわ!



心でツッコミしてると背中を押された。



手伝うってそういうやり方!?



待って……



「ぅ……ゲホツ」



「ッハァ……ハッ」



くっ……るし…………



「なんかこいつ様子変だよ!?」



「やばくね!?」