青空と天気



きっと時雨たちからはパンダたちのせいで私が見えなかったんだ。



「バスケすっからゴール…出してるな。ストレッチしたら、男子ステージ側、女子入口側に行って始めるぞー」



1、2、3、4



5-6-7-8-



――ストレッチ終了――



「5人グループ作れー。試合形式でするぞー」



入口側へ移動する。



「そーらー!一緒のグループになろ?」



晴に誘われた。



もちろん一緒のグループに。



「天宮さん。一緒のグループでいいよね?」



パンダ3人組に誘われた。



断りたかったけど無理だった。



目がやばかった。



身の危険を感じた。



「グループできたかー?」



「「はーい」」



……どこの優等生だ。