あまりのうるささに、私も柊も耳を塞いだ。 私は、耳を塞ぎながら俯いた。 頭をポンポンされて恥ずかしかった。 顔に熱が集中してて顔をあげられない。 しかも、ここは教室。 2時間めと3時間目の間の休み時間だからみんな教室にいた。 このときは、柊ファンからのこれからの嫌がらせのことより 恥ずかしさが勝っていた。 暑いくらいに太陽の出た日だった。