近づくにつれて、嫌な予感が募る。


「そ、らちゃん?」


………


ベッドサイドに着いた。


血の気が引いた。


「空ちゃんっ!?」


「息………してないっ!」


心肺蘇生をした。


「…………」


ただひたすら、心臓マッサージをし続ける。


「如月先生っ!?」


看護師が通った。


「やめてあげてくださいっ!

………身体が傷ついてしまいます」


「でもっ!」