青空と天気



「俺は空ちゃんが生き残ってくれて嬉しかった。

……蒼さんに生き残ってほしかった、って思う人もいっぱいいると思うよ。

でもさ、空ちゃん独りじゃないじゃん。

少なくともこの病院の人は空ちゃんの味方、空ちゃんが生き残ってくれて良かったって思ってるはずだよ。

………それになにか問題ある?ないよね?

蒼さんだって空ちゃんに生きてほしかった、ただ、それだけのこと。

いいじゃん。長生きしてやれよ。

自分がいなければ、なんて考える時間があるなら、少しでも長生きするために自分がどうするべきなのか考えたほうがいいんじゃない?

……っと、少ししゃべりすぎたかな


じゃあ安静にしててね」



「………ずるい」


言い逃げじゃんか……



「手術をしろ、ってか……」



長生きするために自分がどうするべきなのか、なんて、手術しかないよ。


手術はしたくないって言ったのに……



別にこの世に未練なんかない。


強いて言うなら、私をいじめた奴らに復讐したい………かな?


だから、生きたいなんて願望は存在しない。


ごめんね、先生……





今日は曇ってる。気分は雨だったな……