「この世の中は不公平だよね
私は、まだ、小学5年生、でさ。
蒼は、中学、1年生、なのに………
蒼は人生を終えてしまって!
私は同級生より遥かに短い人生で!
………ねぇ、私たちが何をしたの?
そんなに悪い子だったのかな?
私がもっともっといい子にしていたらこんな運命にはならなかったのかな?
……嫌だよ。独りなんて。
どうせならっ!みんなと一緒に死にたかった!」
バシッ
「ゆ………きと先生」
「なんてこと言ってるの!?
空ちゃんの今ある命は、蒼さんが命がけで守ったものだ!
……蒼さんの命を無駄にする気?」
「違うっ!」
違うよ、先生。
「残り少ない私を守るくらいなら……
自分を守ってほしかったの!」
私なんかいなければ、今日ドライブに行くことはなかったかもしれない。
私なんかいなければ、今日事故には遭わなかったかもしれない。
私なんかいなければ、蒼は死ななかったかもしれない。
全部、私のせいじゃない………
