蒼の身体を私の上から降ろして
「起きて……起きてっ!!」
「冗談でしょう?」
「ドッキリかなんか……だよね?」
「ね……ぇ………眼を開けてよ…っ!」
「こんな冗談笑えない……よ」
ひたすら呼びかけた。
ひたすら身体を揺すった。
唯一反応をみせたのは父だった。
「………ぅ……」
「お父さんっ!」
「そ……ら?」
「うんっ!ヒクッ空だよ!」
「…生……きてな………」
「お父さん?
…………お父さんっ!!
嫌だ……ぃやっ………いやあぁぁぁぁっ!
ねぇ、起きて、嘘って言って!…眼を……開けてよぉ……」
父はそれだけ言って、私を独り遺して逝ってしまった。
