青空と天気




癌の宣告から一週間。



時雨たちの訪問を許可した。



「空ぁ〜なんで今まで入れてくれなかったの?」



「なんとなく?」



なんだそれ、と3人は声を揃えて言った。



「空がここに入れてくれない一週間に、空がいないのに遊ぶのはいやだ、じゃあ3人で課題やろうか。

ってなってさ、課題全部終わっちゃったよ〜」



まいった〜、と言って晴は笑った。



時雨も氷哉くんも……もう呼び捨てでいいや。


時雨も氷哉も晴の言葉に笑って頷いた。



「空は今日これから出かけれる?」



「多分大丈夫よ」



「じゃあショッピングモール行きたい!」



「はあ?お前……買い物時間かかるから嫌だ。」



「別にいいじゃない。たまには♪」



「空がそう言うなら………」



行き先はショッピングモールに決定。