「空ちゃん!空ちゃん!?」
急いで看護師さんに連絡する。
「空ちゃんのいつもの薬持ってきて!今すぐに!!緊急だから!!」
俺が連絡した看護師は、空ちゃんと仲がいい人。
まぁ、専属とまではいかない。
担当の看護師さんだ。
「如月先生!!」
…来たっ!
俺が思っていたよりも
「早かったですね」
「そりゃあ!空ちゃんの一大事ですからね」
「空ちゃん!起きて!」
「んっ……げほっ……ぉ………よ」
「おはよう、空ちゃん。薬あるから飲んで?」
空ちゃんに薬を飲ませる。
「楽になった?」
「ん……だいぶ」
あらら。
すんごい眠そうだ。
「空ちゃん、寝ていいよ」
「……おやすみ」
今度はすぐに寝た。
