「空ちゃーん?生きてるー?」



なんじゃそら



「生きてるわーボケー」



「あ、こりゃダメだね」



「何がダメなのー?」



「キャラ変わっちゃうくらい熱が高いとか……とりあえずさ、空ちゃん。寝て。今すぐに。」



えー?



眠くないんだけどー



「せんせー私眠くないー」



「だめ!寝て!」



「やだ」



ハァァァァァァァ



先生はため息をついた。



「寝ないとお昼抜きだからね」



えっ?それはやだ!



「今すぐ寝ますっ!おやすみっ!」



そう言うと先生は笑って



「うん、おやすみ」



……その言葉を聞いたあとの記憶はない。