学校に向かいながら、俺は考えた。

今日はこれで何回目なんだろうか…
『昨日』から『今日』に移るまでに、
13日かかった。
そして今、今日を10回程送っている。

あの意味不明な問題に正解しなければ、
永遠に同じ日を繰り返す
無限ループ。
あの独特な雰囲気を持った少女に
出会ったときから、無限ループは
始まったんだ。