壁に掛けてある制服に素早く
着替え、誰もいないリビングへと
向かう。
適当にトーストを食べ、俺は家を出た。

「寒…」

と俺は制服のポケットに
手を突っ込む。
大きな欠伸をしながら、俺は
朝の寒く、さみしい道を歩いていた。