「…さてと、今日は何しようかな。」
キョロキョロと周りを見渡す。
するとーーー
「ねぇねぇ。お姉さん。」
「…あ?」
変な男が声をかけてきた。
…チャラい。茶髪の髪をワックスで固めてピアスチャラチャラ付けて、くっさい香水振りまきやがって…
「お姉さん、可愛いね。どう?俺と一緒に「そんな暇ない。散れ。」
俺は男が言葉を遮り、無理して歩き出す。
だが男は俺の後ろを着いてくる。え、気持ち悪い。
「ねーねー。」
「…なんだよ。」
男が肩をグッと掴んで、声を掛けてきた。
うざい、もうこの男嫌い。俺は思わず握りしめた拳をなんとか止める。
