「亜蓮!今日こそは学校に連れてくからね!」





朝起きて、いつも通り街に繰り出そうと玄関を開けると宇宙がいてそう叫んできた。
何だこの女。






「うぜぇ、帰れ。行く気はない。」





「そんなこと言って!また喧嘩する気でしょ!?」






あー、うぜぇ。
宇宙のこういう所大嫌いだ。






俺は宇宙を無視して街に向かった。
宇宙は、俺の腕を掴んで学校に連れて行こうとしたが少し手を離した瞬間にダッシュで街に来た。