ーガラっ

私はAクラスの扉をあけ、教室に入った。私に続くように男子生徒も教室に入った。

「あ、やっと全員来ましたね。」

そう言って私達の方を見たのは眼鏡をかけて、かなり高身長な男の先生だった。

「お、遅れてすいません‼︎」

私は必死に謝ったら、先生はにっこり笑った。

「大丈夫ですよ。とりあえず、自己紹介をして下さい。他の人はもう終わったので。」

先生がそう言ったので私はとりあえず自己紹介することにした。

「か、神無月 麗です。よ、よろしくお願いします!」

私はそう言って頭を下げた。

ーパチパチパチ…

とりあえず拍手が聞こえたので、顔を上げて見たら、生徒が3人しかいなかった。
(どういうことだろう…?)
私がそんな理由を考えてる時に、男子生徒の自己紹介が始まった。