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俺は…高校3年生になっていた。
いつもの様に花を持って、葵の自宅の仏壇へ手をあわせに行った。
すると…リビングから出てきた葵のお父さんが
「蓮くん…葵が亡くなってから、毎月…月命日を忘れずに居てくれて…ありがとう。
葵は短い生涯だったけど、蓮くんに沢山愛されて…亡くなった後も忘れないで居てくれて…とても幸せだったはずだよ。」
そう微笑んだ。
すると、お茶を運んできたお母さんもニッコリ微笑む。
「あの頃は…葵も…蓮くんがこんなに早くトップモデルになるなんて、想像もしてなかったんじゃないかしら…。
でもね…蓮くん…。
もうこれからは…ううん、明日からは葵に囚われずに、自分の人生を歩んでほしいの。
あなたは…あなたの幸せを見つけて…。」

