『キスシーンがあるとか…彼女に何て言ったら良いのかな…。』 あ……彼女居るんだ…。 蓮の話を聞きながら、呆然とそう考えたんだ。 彼女が居ても不思議じゃないのに、蓮に彼女が居るなんて想像すらしていなかった。 この前までは、この広告の撮影に少し…ウキウキしてたんだ。 少しでも私のこと…そう言う目で見てくれないかな…とか…色々考えて…。 でも…蓮の話をする表情を見ただけで、どれだけ彼女の事を大切に想っているか… それが手に取るように分かる…。