「年末に2人で帰国した時、双方の親が『先に入籍だけでも済ませなさい』って話になって…入籍しちゃったって連絡くれたよ。」
「はぁ…。撃ちーん、ドボ~ンの続きまであったんですか…。」
「そっ!まさか10年ぶりに会って…2ヶ月足らずで結婚するとは思わなかったよ。
2人ともお互いを想う気持ちが強くて…離れた時間は関係なかったみたい。」
自嘲気味に蓮が微笑む。
「「…………。」」
私も横山も、何も言えないでいた。
「ねぇ…その2人が離れた原因に…蓮は関係あるの?」
「関係あるよ。こうやって今の俺と梨花が居れるのは…彼のおかげだよ。
詳しくは…2人にも関わることだから言えない。でも…それも解決したんだ。
だから…梨花の元に彼が帰ってきた。」
「そう。」
あまりにも穏やかな表情で蓮が話すから、蓮の梨花ちゃんへの想いは本当に一区切りついたんだなぁ…と実感する。

