暫くの沈黙の後…私は…蓮に再び聞いてみた。
「蓮は…本当にそれでいいの?ちゃんと想いは伝えたの?」
「伝えたよ。断られたけどプロポーズもした。ちゃんと梨花とも話をして…梨花への恋は終わったんだ。
それに…」
そこまで言うと、また言葉を詰まらせる蓮。
「それに…何?」
「それに…もう…梨花と恋は出来ないよ…人妻だからね。」
蓮の言葉に、横でグイグイ飲み続けていた横山までがピタリと固まった。
「「えぇっっ!!!!」」
焼酎のグラスをバンッと乱暴にテーブルに置くと、横山が蓮に向かって言葉を投げかける。
「蓮さん?それは何ですかっっ?
聞いてないですよ!」

