蓮が玄関のドアを開けると、
「蓮…ごめんね。オフなのに…。
何度も電話掛けたのに、携帯繋がらなかったわよ。充電切れてるんじゃない?」
「え?本当?
全然気づかなかったよ。ごめん。
それで奈々さん…どうしたの?」
「それが…休み明けに入っている撮影の脚本内容が急に変更になったの。
マネージャーも蓮に合わせて休み取ってるし、その日に変更点を言われても困ると思って…。」
奈々さんのとても優しい声が響き渡るのを…私はキッチンで聞いていた。
「さすが奈々さん!俺のこと良く分かってるね~。
取りあえず上がってよ。」
何だか蓮の話し方が違うな…。
奈々さんのこと、凄く信頼しているんだろうな。

