「大丈夫…蓮がそんな事する人じゃないって…分かってるから…。」



コイツ……ひで~~っっ!!

そんな事言われたら…完璧に手出せないから!!




ベッドに入ると、梨花と向かい合うように横たわる。



そして腕を伸ばし、梨花を包み込むように抱きしめた。



あっっ……

俺と同じ…シャンプーの香り…。



ヤバイ…な…。


俺…朝まで理性…保てるのか?



俺が煩悩と戦っているとは知らず…梨花からスゥーっと規則正しい寝息が聞こえ始めた。



同じ香りの梨花を…俺は更に強く抱き締めて眠りについた…。