あなたの傍で~1位の彼女と2位の俺…番外編~



目を背けたくなるほど、痣だらけの身体だった…。



「……にしてもデカイ胸だったな。」



って…何考えてるんだ…俺…。

梨花がこんな辛い思いしてる時に…。


すると…浴室からシャワーを出す音が聞こえた。



邪念を振り払うようにリビングに行き、時計を確認すると、23時少し前…。



もし…もう少し俺があの公園に行くのが遅かったら、梨花は……。



偶然にも今日はクリスマスイブ。



葵の命日だ。



嫌な予感がしたのは、葵が俺に知らせようとしてくれたのかもしれない…。