梨花の洋服は乱暴に捲りあがり、胸もお腹も顕わになっている。 捲りあがったスカートから覗いた真っ白い足からは、ショーツがずり下げられていた。 何よりも…顔もお腹も相当酷く殴られたのだろうか…赤黒く腫れ上がっていた…。 俺は着ていたコートを脱ぐと、梨花の身体の上に掛けた。 すると…弱々しい声で 「……れん……さ…ん……??」 と梨花が呟いた。 その梨花の姿を見ると…怒りが押さえきれず… その男を何度も何度も殴っていた…。