「はよー」







「おっ!

松岡君!おっはよー!!」







「相変わらず原田は悠と同じで朝からテンションたけーな(笑)」








「高くていいじゃ~ん♪」







いつもどおりの…

松岡と美咲の会話なのに


いつもより耳によく聞こえる気がした…。










「鈴本も、はよー」





「……………。」





ヤバイヤバイヤバイ!







「オマエどーかしたか?」








机に伏せたままの私に松岡は声をかけるけど…
反応なんかできない…。








「体調でも悪いのか?」







キーンコーンカーンコーン







私への逃げ道かのようにチャイムが鳴る。









アイツの顔を見れない…なんて








これじゃあ本当に……











好き…みたいじゃん…………