私は陽翔と陽毬を連れて、 亜由美の所へと向かった。 私がノックをしようとした時、 中から、亜由美と弘人の声がした。 弘「それでも、好きなんだ。」 その瞬間手が止まる。 毬「おかしゃ、どうちたにょ?」 私「ううん。なんでも…………」 その時弘人の口から悲しい言葉が出てきた。 私「陽翔、陽毬。 今は、誰か来てるみたいだから、 また、あとでこようね。」 翔毬「あい!」 今にもこぼれそうな涙を 必死に抑えて、 足早に、ドアから遠ざかった。