私、滝本采花。 普通の高校に通うもうすぐ17才。 今日も私は遅刻ぎりぎりで登校する。 別に朝は弱くないし、早起きだってわりと好き。 でも、私が遅刻ぎりぎりに行くのには理由がある。 「滝本ー!はやくしろー!門しめるぞ!」 「まってまって、先生!もうつくじゃん!目の前じゃん!」 「目の前でも時間すぎたら通さないからな!」 そう言って先生が楽しそうに笑う姿が好き。 なんだかんだと言っていても私が行くまで待っててくれるところが好き。