まさか、この人がハルの彼女…?
こんな人が彼女なら、あたしはかないっこないよ…
こんなとこ見ていたくない
なのに気になってしまう自分がおぞましい
《まもなく○○駅…》
それはあたしの大学の最寄駅だった
そのまま知らないふりをしようと電車を降りようとしたとき…
―ドキ…
顔を上げるタイミングが悪く、あたしとハルの視線がバッチリと重なる
サイアク!!目合っちゃった!
「あ、ゆ…」
ハルの声を無視してあたしは逃げるように電車を降りた
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…