こんなことされて迷惑だよね


わかってる…けど

ハルを目の前にすると、今までの感情があふれでてしまうの

「優希、どこか言って話そ?ここじゃあれだし」


ほら、やっぱり迷惑だ


「いや…いきなり押しかけてごめんなさい…帰るね」


そう言い立ち去ろうとしたとき、ハルがあたしの腕を掴んだ

「俺もちゃんと話す…ご飯でもどう?」


断ろうとした


けどあたしも本当のことが聞きたい


それに、こんな顔で電車に乗れない…


あたしは頷き、ハルの背中についていった