え…?おばさん…?


おばさんの声はどこか若々しい声だった

「あの…佐原です」

《ちょっとまってくださいね》


表札を確認する。

確かにこの家は高崎家。間違えるわけがない


そのはずなのに出てきた人は見たことのない女性だった。


「あの、何の用ですか?」

出てきた女性はとても若くて綺麗な人だった

「ここ…高崎さんのお宅ですよね?」

「そうですけど」

表札見ればわかるでしょ?とも言いたげな顔であたしを見る

状況がつかめない。この人は誰?

「あれ?帰ってきた」


そう発言した女性が見る方に視線を向けると、そこには見慣れた1台の車があった

ハルんちの車…