「何この子?」

「悠木君とやたらと親しくない?」


そうちゃんの周りにいた女子達が
次々に私に対する言葉を言ってきた。



「萌愛!…助けて!」



私の耳元でささやいた。



「なんで?女子達と楽しく話してればいいじゃん」


「なんでって…俺、萌愛以外の女子苦手だもん」


……そんな普通な顔で…

いわないでよ……。


どうしよ…、顔がにやけちゃう…。


そうちゃんの………バカ。


「しょーがないなー、助けてあげる。」


私は女子達の所へ近づいた。