「大丈夫だよ!まだまだこれから!一年間はあっというまかも知れないけど、必ず悠木に近づくよ!きっと!だから…頑張って!」 なぜか、琴音の「頑張って」には なんというか…説得力のある感じがする。 その言葉を聞くと安心できる。 「ありがとう、琴音!大好き!」 「あは、嬉しい!じゃあ あたしはもう行かなくちゃ!またねー!」 「うん、ばいばい!」 こうして、琴音は自分のクラスへと 戻っていった。 あ、琴音って1組だったんだ。 さっき聞き忘れてた。 私もそろそろ戻ろ…。