続 理想の結婚

朝になって、目を覚ますと璃子がモゾモゾと動き出したので狸寝入りをしてみた



そしたら璃子は吐息がかかるほど俺の顔に近付いてきて、髪に手を触れてきた


「……かっこいい……」


そんな言葉と同時に俺はガバッと起きて璃子を抱き締めた


「……璃子の方がカワイイ……」


始めて見せる俺の本心に、璃子は心からの笑顔をくれた。



自分の心もすっかりと浄化されちまった


本当に今まで何をやってたんだか?!


自分で自分の首を締めてただけじゃんか


真っ直ぐの俺を真っ直ぐに受けとめてくれて、真っ直ぐな愛情を璃子は返してくれるじゃねぇか!!


………これからは、等身大の俺で


俺がどれだけ璃子を愛してるか遠慮なく伝えていく。


変な片意地張らないで言いたい事を飲み込むのはもうやめよう!!



璃子!!愛してる!!!!






ウザいくらいに伝えていくから
覚悟しとけよ(笑)



おわり。