「大貴君起きてー!」

「んーん…」

目を覚ますと看護師さんの顔が見えた。

ていうか大きい声で叫ばなくても…(笑)

「自分で起きれるようになってちょうだい」

「朝だけは弱くて…」

「弱くてもしなさい!」

「はいはい…」

「はいは1回でしょ?」

「はい…」

なんで朝から怒られなきゃいけないんだ…。最悪。

「ふふっ。」

「え?」

隣で楓は俺を見て手を口に合わせて笑っていた。

なんか面白いことしたっけ?