君と過ごせて幸せだったよ


「大貴君どこ行ってたの!?」

うわ…。

これはまずい。

看護師さんに見つかった。

なんとか誤魔化すんだ俺。

「えっと…トイレ…行ってました」

「トイレでこんなに遅くなるわけないでしょ!?」

やっぱり無理だ。

この看護師さん凄く鋭いんだもん。

「すいません…庭に行ってました」

「昨日も言ったでしょ!!おとなしくしてなさいって」

「………」

何も言えない…。

「もし倒れたりしたらどうするの!」

「そんなに俺の病気って酷いんですか?」

「ええ…酷い状況よ」

酷い状況…。

「そうですか…」

「病室にご飯持って行くからちゃんと戻っててちょうだいね?」

「はい」