君と過ごせて幸せだったよ


「くしゅん…」

「あ…ごめん!寒かった?病室戻るか?」

ヤバッ…。

話に夢中で気温のこと考えてなかった。

俺のせいで風邪をひかせたら男として情けない。

「大丈夫!もう少し見ようかな。大ちゃんは戻ってていいよ!」

「分かった。先に戻ってるな」

俺はそう告げると病院の中に入った。

寒いのにまだ見ていたいってことは本当に花が好きなんだな。

楓の名前の漢字も花だし。

小さい頃はよく母の日に兄と花プレゼントしたっけ。

懐かしいな。