「_____ちょっと、何死ぬ前提で話進めてんのよ」
「…え」
さっき微かに聞こえた女性の声が、今度はとても鮮明に聞こえた。
「……え?」
「まぁ、あなたが考えてること半分は合ってる。あー…そんなに合ってないかも」
「…………………え」
今の状況が、全く理解できない。
周りは真っ暗、目の前には半透明の女の人……え、〝半透明〟?
「…え、え…ちょっと待って…」
やっと体が自由になった感覚がし、女の人に触れてみる…と
スカッ…
……や、やっぱり。
当たり前だが、手が貫通した。
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