アイドルなんて、なりたくない<font color=

それで諦めなかった隆介は、アタックを強行。

静からの説得もあり、絵里子は引退を決意する。

紫も反対もしなかった。

だから、優衣達は紫の孫にあたるのだ。

優衣も麻衣も、紫には非常に可愛がられている。

それゆえに、この町で二人に手を出そうとする愚か者はいない。

…恐いからだ。

性格は、高飛車でワガママだが、気品には満ち溢れている。

だが、彼女を怒らせたら、口から出る言葉は、巨大な氷の矢であり、相手は再起不能にまで追い込まれる。

それも合気道などの武道に多少通じているので、不審者その他もろもろも撃退している。

やっぱり、再起不能にまでなっていたが…

最後は、木下辰之助の妻である木下静である。

知っているだろうが、性格は穏やかで優しく、どこから見ても、貴婦人である。

しかし、怒らせると恐い人た。

紫同様、静を怒らせた者は再起不能になってしまう。

静には、生まれつきの霊力に似た力があるという噂もある。

もともと《蒼龍神社》の一族の直系だからである。

《龍神の花嫁》とも言われている。

それはそうと、静と紫は幼なじみである。

喧嘩する程仲が良いと言う感じの。