絶望の部屋2

「ねぇ澤田…。
 
 
あの明日香ちゃんって子私達会うの始めてなのかな?」
 
 
 
「えっ…どうしたんだよ急に。」
 
 
 
「ちょっと気になってさ。どっかで見たことある気がするようなしないような…」
 
 
 
「そうか?俺は全く見たことないけどな。
 
 
大体あの子何処の子なんだよ。それすらも知らないのに会ったことあるとかありえないだろ。」
 
 
「うーん。そうなのかな…
 
 
まぁ誰かに似てるだけなのかもね…」
 
 
 
誰だったかな…。
会ったことがあると言うより見たことある気がするんだよな。
 
 
話すのも始めてだけど私と話すのに妙に慣れてると言うかなんと言うか…
 
 
 
私の勘違いなのかな?
うーん…直接聞くのがやっぱり一番かな。
そうだよね。直接聞けばスッキリできるはずだよね。
 
 
「後で明日香ちゃんに聞いてみる!
 
 
絶対知り合いだよ…たぶん…いや…どうだろう…自信なくなってきた。」
 
 
 
「まぁ明日香ちゃんのことが気になるのもわかるけど俺は自分の部屋の人がどんな人なのかが一番気になるところだけどな。
 
 
汚いやつじゃありませんように。」
 
 
「汚いって失礼だよ。
 
 
しかも誰にそれお願いしてんのよ。」
 
 
「あっ…確かに…。神様とか?いやゼツボウ様?」
 
 
「何よそれ、ゼツボウ様とか名前つけるセンスなさすぎでしょ。」
 
 
「じゃあ神様ってことにしとこう!
 
 
汚いやつくるな。汚いやつくるな。汚いやつくるな。」
 
 
澤田はそれから汚いやつくるなと呪文を唱えるように呟きながら歩いていた。
 
 
なんか楽しいなこうゆうの。
澤田といると不安な気持ちもなくなってる気がするんだよね…
 
 
なんでなんだろ…。